どんな大きなうず潮が巻くのだろうと、期待を胸に鳴門を訪れても、
日や時間帯によっては、小さな渦や、潮の流れ程度しか見られなくて、
こんなものかと、がっかりすることもあるかと思います。
ご存知かも知れませんが、
渦は1日中ずっと巻いているわけではありません。
見ごろの時間
渦が良く見れる時間は毎日変わります。
見ごろの時間として一般的には、潮見表に記された時刻を中心に、小潮の時なら前後1時間位まで、大潮の時なら前後2時間位までが最適と言われていますが、
(同じ見るなら、大潮の時の最速潮流時間中心に見るのがおすすめです。)
なるとのうずしおは、鳴門海峡の地形に加え、月や太陽などの引力により起こる潮の干満が、うずの発生に大きな影響を与えているようです。
さらに、干潮時は南から吹く風、満潮時は西から吹く風の時が影響が大きいようです。
見ごろの季節
春や秋の、大潮となる新月や満月の前後数日間は、うずが特に大きくなるようです。
そして、春から夏へは、瀬戸内海から紀伊水道に向かって潮が流れる干潮時の方が満潮時よりも渦がより大きく巻くそうです。
逆に、秋から冬へは紀伊水道から瀬戸内海へと潮が流れる満ち潮の時が良いそうです。
1年でも最大の渦が見られるのは「春の大潮」だそうです。
鳴門 春の渦まつり・渦開き イベント情報4月、5月の大潮の日の引き潮の時間帯が、私的には、最高にお薦めです。
もちろん、その日に限らず、見ごろをしっかりおさえれば良い渦が見られると思います。 (できれば観潮に最適な大潮の日をおススメします。)
自然相手ですので、時期や時間帯を外すと、なかなか思い描くような渦にめぐりあえないかもしれませんが、
運よく大きなきれいな渦を間近に見られた時は、それはそれは感動的です。
渦の道の公式サイト上の「渦潮の見ごろ」や
観光船運営会社のHP内の「うずの潮見表」などを参考に
最適な時間帯に、ご覧になられることを強くおすすめ致します。
ちなみに鳴門の渦潮は、パワースポットらしいですよ。
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